DX比較!自社向けのSaaS診断チェックとおすすめ24製品

「DXツールが多すぎて何を比べれば‥‥」
「自社に合う比較軸を知りたい」

そこで、自社に必要なDX・SaaSが比較できる診断から、失敗しないためのDX比較の3ステップ、目的別おすすめDXツール24選まで、自社に合うDXを選ぶ判断材料を順に見ていきましょう。

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自社向けDX比較・SaaS診断チェック

12の設問に答えると、自社に必要な勤怠管理からデータ分析までSaaSのタイプが診断できて、代表的なSaaS製品がわかります。

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12の質問に答えるだけで、自社に合ったDXの種類がわかります

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※ 実際の状況は条件によって異なる場合があります。本診断結果はあくまでも目安としてご利用ください。

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失敗しないDX比較3ステップ

STEP1. DX化する業務を絞る

すべてに手を付けるのではなく、最も課題のある業務から始めます。絞り込みのポイントは以下です。業務が絞られれば、DXツールのジャンルも絞られます。

対象業務を見極めるチェックポイント

  • 毎月20時間以上のムダな転記・確認作業が発生していないか
  • 属人化していて担当者が休むと業務が止まる仕事はどれか
  • 紙・FAX・Excelが今も入り口になっている業務はどこか
  • 経営層が数字で見たいが、すぐに集計できない情報はあるか
  • 現場から「これをなんとかしたい」と声が上がっている領域はどこか

STEP2. 6つの比較軸でツールを選ぶ

候補が10件以上ある段階で細かく比較し始めると終わりません。まず以下の6軸で3社まで絞り、そこからさらに詳細を比較するのが現実的です。

比較軸確認する内容判断のポイント
1. 規模適合性従業員数に見合っているか過剰な大企業向け機能は不要
2. 業種適合性同業種での導入実績があるか業界特有の商習慣に対応できるか
3. 費用対効果ツールのトータルコスト削減できる時間や人件費に見合うか
4. サポート体制導入支援と運用サポートの範囲専任担当の有無と対応の速さ
5. 連携・拡張性ほかのシステムと連携できるか既存システムとの連携やデータ移行の可否
6. 操作性直感的に操作できるか現場の担当者が迷いなく使えるか

STEP3. 無料トライアルに申し込む

多くのDXツールは無料トライアルやデモを用意しています。カタログだけで決めず、実際に現場の社員に触ってもらうのが確実です。デモでは次の点を確認します。

デモで見るべきチェックポイント

  • 毎日使う社員が、説明なしでも基本操作にたどり着けるか
  • スマホやタブレットでも問題なく使えるか
  • 自社の業務の流れに沿って入力できるか
  • 質問への返答が早く、サポートの対応が丁寧か

目的別DXツールおすすめ24選

1. CRM・SFAツール

Salesforce Sales Cloud

CRMは顧客情報を、SFAは営業活動の進捗を管理するツールです。営業が属人化している会社や、訪問件数のわりに受注につながらない会社に向いています。比較のポイントは、「外回りの合間に入力できるか」「案件進捗を一覧で確認できるか」といった営業担当者の入力負荷です。

製品名月額料金(税込)特徴向いている企業
Salesforce Sales Cloud3,300円〜世界シェアトップ。機能が豊富で拡張性が高く、大規模・複雑な営業組織にも対応中堅〜大企業、本格的に営業改革を進めたい企業
HubSpot2,400円~マーケティング機能との連携に強い。UIが直感的で入力しやすいスタートアップ〜中小企業、マーケと営業を一体で運用したい企業
eセールスマネージャー3,850円〜国産のSFAツール。音声入力や選択式のタップで入力可能。1回で複数の画面に反映し、手間を削減手厚いサポートを受けたい中小〜中堅企業

※ 月額料金は一般的なプランにおける価格設定
※ 2026年5月時点

2. MAツール

BowNow

MAツールは、見込み客の獲得から育成、選別までのマーケティング活動を自動化・効率化するツールです。自社の課題を正しく把握し、やりたいことが実現できるかどうかが比較ポイントです。MAツールの設計を担える人材が社内にいるかも見極めておきましょう。

製品名月額料金(税込)特徴向いている企業
BowNow0円~国内シェアトップクラス。無料から始められ、シンプルで使いやすいMA初心者の中小企業、まず低コストで試したい企業
SATORI
162,800円〜
匿名客へのアプローチに強い純国産ツール。アンノウンマーケティングに強みリード獲得を強化したい中堅企業、国産サポートを重視する企業
Adobe Marketo Engage要問い合わせ高度なシナリオ設計やABMに対応。多機能で幅広い業務を自動化、グローバル展開向き大企業、複雑なマーケ施策を本格運用したい企業

※ 月額料金は一般的なプランにおける価格設定
※ 2026年5月時点

3. RPAツール

Power Automate

RPAツールは、繰り返し作業やデータ転記を、ソフトウェアのロボットに代行させて自動化するツールです。製品比較では「対象システムやファイル形式に対応している」「エラー停止時に修正を自社でできる」など、自社の業務に対応できる範囲と保守のしやすさを確認します。

製品名月額料金(税込)特徴向いている企業
Power Automate2,471円〜Microsoft 365と深く統合、低コストで自動化を始められるMicrosoft 365導入済みの企業、まず低コストで試したい中小企業
WinActor25,007円〜導入実績の多い純国産RPAで、日本語の操作に強いIT人材が少ない企業、日本語サポート重視の企業
BizRobo!要問い合わせサーバー型で大量の処理に強く、複数ロボを動かせるスモールスタートから段階的に自動化を広げたい中堅企業

※ 月額料金は一般的なプランにおける価格設定
※ 2026年5月時点

4. グループウェア・チャット

Google Workspace

グループウェア・チャットは、社内連絡やスケジュール共有、稟議の電子申請などをまとめて担うツールです。全社員がメールや電話からのDX化となるため、画面のわかりやすさやスマホ対応を軸に、毎日触れても負担にならない手軽さで選ぶのが定着の決め手です。

製品名月額料金(1名あたり・税込)特徴向いている企業
Google Workspace800円~リアルタイム共同編集に強く、AI標準搭載Googleサービスを多用している企業
Microsoft Teams659円〜Office連携と会議機能が強く、資料作業と相性がよいOffice製品が業務の中心にある企業
Slack1,018円〜ビジネスチャットに特化。外部アプリとの連携が豊富チャット中心の機動的なコミュニケーションを求める企業

※ 月額料金は一般的なプランにおける価格設定
※ 2026年5月時点

5. 電子契約・ワークフロー

ジョブカンワークフロー

電子契約は紙の契約書を電子化し、印刷・郵送・押印の手間をなくすツールです。出社や回覧が前提になっている会社では、承認待ちで業務が止まる悩みを減らします。製品比較では、蓄積した文書を生かすための検索性、電子帳簿保存法や電子署名法の法的要件への対応が欠かせません。

製品名月月額料金(税込)従量課金(1件あたり)特徴向いている企業
ジョブカンワークフロー330円〜なし申請・承認の電子稟議に特化。1名あたりの低価格回覧にかかる手間をなくしたい企業
クラウドサイン12,100円〜242円~弁護士ドットコムが運営し、信頼性の高い電子契約ツール国内取引中心・大人数で使いたい企業
DocuSign1,466円~要問い合わせ世界180か国で使われる電子署名の世界標準グローバル取引・少人数で使う企業

※ 月額料金は一般的なプランにおける価格設定
※ 2026年5月時点

6. BI・データ分析

Data Studio

BIツールは、各システムに散らばったデータを集約し、グラフや表で可視化して経営判断を助けます。会計ソフトや販売管理システムなど、自社が使うシステムからデータを取り込めるかを第一に確認します。また、専任の分析担当者がいない中小企業では、現場の担当者が自分でグラフを作れる平易さが活用度を決めます。

製品名月額料金(税込)特徴こんな企業に向く
Data Studio0円~Googleの無料BIツール。Google Analytics・スプレッドシートとの接続が手軽に始められるまずBIを試したい企業、スプレッドシートなどGoogle環境の企業
Power BI0円~Microsoft製。Excelとの親和性が高くコスパ良好office製品中心の企業、中小〜中堅企業
Tableau1,800円~(1人あたり)高度な可視化・分析機能があり、処理も高速データ分析専任者がいる企業、大量データを扱う企業

※ 月額料金は一般的なプランにおける価格設定
※ 2026年5月時点

7. 勤怠・経費・人事管理

ジョブカンシリーズ

勤怠の打刻、経費の精算、従業員情報の管理といったバックオフィス業務を効率化するツールです。最も重視したいのが、法改正への対応です。労働関連の法令や税制は頻繁に変わり、対応が遅れると計算間違いにつながります。スマホから打刻や経費申請ができるかなど、従業員側の手軽さも軸になります。

製品名月額料金(税込)特徴向いている企業
ジョブカンシリーズ220円〜(1名あたり)勤怠・経費・労務・給与をシリーズで連携できるジョブカンシリーズのサービスを利用している企業
マネーフォワード クラウド2,728円〜会計・給与・勤怠・経費を一体運用できる。金融機関連携に強いバックオフィス全体をまとめて管理したい企業
楽楽精算33,000円〜経費精算に特化し会計ソフトとの連携に強み。初期費用あり中〜大規模の企業

※ 月額料金は一般的なプランにおける価格設定
※ 2026年5月時点

8. 業務管理システム

プロワン

顧客・案件管理、見積もり、受発注、在庫、原価、請求などの複数業務を一元管理できるシステムです。最も重要なのは自社の業務フローに合うかどうかであり、自社の業種や業務フローへの適合性が成否を大きく左右するため、デモやトライアルが欠かせません。

製品名月額料金(税込)特徴向いている企業
プロワン要問い合わせ顧客管理から見積もり・発注・施工・請求・経営データまで一気通貫で管理建設・設備工事・リフォーム・ビルメンテなどの現場業界
楽楽販売77,000円〜見積もり・受注・発注・請求・売上・原価管理を一元化IT・コンサル・広告・フランチャイズなどの企業
アラジンオフィス要問い合わせ業種別パッケージとカスタマイズで多様な業種に対応小売・商社・製造・医療などの業界

※ 月額料金は一般的なプランにおける価格設定
※ 2026年5月時点

DX比較でよくある4つの質問

── DX化のコストには何がある?

費用を比較する際は、月額料金の表示価格だけで判断しないことが大切です。一見安く見えても、初期費用や必要な機能を揃えると総額が想定の何倍にもなるケースがあります。月額料金以外では以下を確認しましょう。

コスト項目内容注意点
初期費用・データ移行費・導入設定費最初のデータの設定にかかる費用数十万〜数百万円になることも
オプション標準プランに含まれない機能の料金必要な機能を揃えると月額が大きく上がる
追加開発費自社に合う機能を新たに開発する費用数百万円程度はかかる
従量課金利用量や取引額に応じて変動する費用利用が増えるほどコストが積み上がる
最低契約ユーザー数・契約期間契約に必要な最低人数や期間の縛り想定より高くなる要因になりやすい

── 補助金は使える?

代表的なものに「デジタル化・AI導入補助金」や「新事業進出・ものづくり補助金」があり、対象ツールの費用の一部が補助されます。補助金の制度は、年度ごとに内容が変わります。導入を検討する段階で、最新の公募要領を必ず確認しましょう。

注意点内容
対象ツールを確認する補助金の対象として登録された製品かを調べる
申請期間を把握する公募の期間が決まっており、いつでも申請できるとは限らない
交付前の発注する交付決定の前に契約すると、対象外になる場合がある

── 導入に失敗するのはなぜ?

DXの失敗は、ツールではなく進め方に原因があることがほとんどです。よくある失敗と防ぎ方は次のとおりです。

失敗対策
目的を決めずに導入し、使われなくなるボトルネックになっている課題を1つに絞ってからツールを選ぶ
現場が使いこなせないマニュアルの整備や研修をする
一気に広げて社内が混乱する1部署や1業務で試験導入し、成功してから全社に展開する

中野貴利人

株式会社ミツモアのマーケティング本部SaaSビジネス部所属。現場向けの業務支援システム「プロワン」のAIコンテンツマーケティングを担当。建設、設備工事、ビルメンテナンス、リフォームなど、現場業界に向けたお役立ち情報を制作。著書5冊。

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