DX業務効率化の事例は?機能別24社のビフォーアフター

「DX化で本当に業務効率化できる?」
「他社はどのような業務をDX化している?」

一言で「DXで業務効率化」としても、具体的にどの業務がどう変わるのかはイメージしにくいです。そこで、現場で多い業務課題をもとに、DXによる業務効率化の事例を整理して見ていきましょう。

DX業務効率化の事例リスト

DXによる業務効率化の本質は、手作業・属人化・二重入力といったムダをなくし、本来注力すべき業務に時間を使えるようにすることにあります。まずは、8つの業務機能ごとに「DX前」と「DX後」でどう変わるのか、全体像を確認しましょう。

機能DX前DX後
顧客管理担当者の頭とExcelに情報が散在し、引き継ぎのたびに顧客情報が抜け落ちる顧客情報を一元管理し、属人化をゼロにする
営業支援問い合わせへの対応が遅れ、見込み客を競合に取られる即時通知と対応履歴の共有で、爆速レスから成約を生む
見積作成過去の見積をコピペで流用し、単価ミスや転記漏れが頻発するテンプレートと自動計算で、1分でミスなく作る
発注管理電話やFAXでの発注で「言った・言わない」のトラブルが起きる発注内容をデータで記録し、言った言わないをなくす
ワークフロー承認のために事務所に戻る必要があり、現場作業が止まるスマホからどこでも即決裁する
スケジュール管理ホワイトボードや紙の予定表で、変更がリアルタイムに共有されないクラウド上で現場の今を可視化する
写真・ファイル管理写真やファイルがパソコン・スマホ・紙にバラバラで、探すのに時間がかかるクラウドで一元管理し、探す時間をゼロにする
請求・入金管理請求書の作成が手作業で、送付漏れや回収遅れが常態化する完了報告から請求を自動連携し、回収漏れを完全に防ぐ

顧客管理DXの効率化事例

顧客管理のDXに成功した企業に共通しているのは、「担当者ごとにバラバラだった顧客情報を、一元管理に切り替えた」という点です。上記の事例でも、引き継ぎの困難さや転記作業の多さといった課題が、業務管理システムの導入によって解消されています。

こうした企業の多くは、導入前は紙やExcel、個人のスマホに顧客情報が散在し、過去の施工内容の確認や担当者不在時の対応に苦労していました。業務管理システムに搭載された顧客管理機能で情報を一元化したことで、業務フローが可視化され、属人化の解消と対応スピードの向上を同時に実現しています。

営業支援DXの効率化事例

営業の案件管理がアナログなままだと、「誰がどの案件をどこまで進めているか」が見えず、対応漏れや遅延が起きてから初めて気づくことになります。上記の事例でも、属人化した進捗管理や複数システムの併用による非効率が大きな課題でした。

営業支援アプリを導入すれば、カンバンボードで全案件の進捗を一目で把握でき、リマインダーやアラート機能で対応漏れを自動的に防止できます。担当者の異動や引き継ぎ時にも情報が途切れず、営業活動の標準化と成約率の向上につながります。

見積作成DXの効率化事例

見積作成のDXに成功した企業に共通しているのは、「担当者ごとにバラバラだった見積書の作り方を、テンプレートと価格マスタで統一した」という点です。上記の事例でも、転記ミスや品質のばらつきといった課題が、見積作成アプリの導入によって解消されています。

紙やExcelで見積書を作成していると、単価の入力ミスや書式の不統一が起きやすく、そのまま発注書や請求書に転記すれば二度手間も発生します。見積作成アプリなら、テンプレートから項目を選ぶだけで見積書が完成し、価格マスタで単価と粗利率も一元管理できるため、スピードと正確性を両立できます。

発注管理DXの効率化事例

発注業務を電話やFAX、手書き伝票で回していると、見積書から発注書への転記で単価や数量のミスが起きやすく、事務所に戻らないと処理できないという制約もつきまといます。上記3社の事例でも、転記の多さや場所の制約が業務のボトルネックになっていました。

発注管理アプリを導入すれば、見積データからワンクリックで発注書を自動生成でき、転記ミスと二重入力を根本から排除できます。出先からでもスマホで発注処理が完結するため、事務所に戻る移動時間もなくなり、発注漏れや対応遅れの防止にもつながります。

ワークフローDXの効率化事例

紙の回覧で承認をもらうやり方では、書類が誰の手元で止まっているかわからず、急ぎの案件ほど現場が振り回されます。上記3社でも、チェック体制の不備や変更履歴の追えなさが、確認作業の負担やミスにつながっていました。

ワークフローアプリを導入すれば、見積書や請求書をそのまま社内承認に回せるうえ、スマホからどこでも即時対応が可能になります。承認ステータスが一覧で可視化され、未承認の書類は送信や印刷が自動でブロックされるため、ヒューマンエラーに頼らない内部統制が実現します。

スケジュール管理DXの効率化事例

ホワイトボードや黒板、Excelでスケジュールを管理していると、外出先から予定を確認するたびに事務所へ電話する必要があり、急な変更にも即座に対応できません。上記3社でも、リアルタイムで予定を共有できないことがダブルブッキングや調整時間の増大を招いていました。

スケジュール管理アプリに切り替えれば、案件や作業予定がカレンダー上でリアルタイムに共有され、スタッフの空き状況も一目で確認できます。急な予定変更も即時反映されるため、電話での確認作業がなくなり、チーム全体の稼働率向上と案件の組み替えもスムーズになります。

写真・ファイル管理DXの効率化事例

現場で撮影した写真をパソコンに移してフォルダ分けし、事務所に戻ってから報告書を作成するといった、一連の作業が毎日の残業につながっている企業は少なくありません。上記3社でも、写真の保存場所がバラバラで紐づけができない、対面やメールでしか共有できないといった非効率が課題でした。

写真・ファイル管理アプリを使えば、スマホで撮影した写真がその場で案件・顧客ごとに自動整理され、報告書もボタン1つで作成できます。撮影から報告書の提出まで現場で完結するため、事務所に戻る必要がなくなり、直帰体制への移行も実現します。

請求・入金管理DXの効率化事例

請求書の発行が代表や経理担当の1人に集中していると、月末に業務がパンクするだけでなく、案件数が増えるほど抜け漏れのリスクも高まります。上記3社でも、属人的な管理体制のもとで請求漏れや引き継ぎの困難さが経営課題になっていました。

請求・入金管理アプリを導入すれば、見積データから請求書ドラフトを自動生成でき、各担当者が自分の案件の請求まで一気通貫で対応できるようになります。入金・未入金の状況も一覧で把握でき、未入金アラートで回収漏れを自動検知するため、特定の担当者に依存しない請求管理体制が構築できます。

中野貴利人

株式会社ミツモアのマーケティング本部SaaSビジネス部所属。現場向けの業務支援システム「プロワン」のAIコンテンツマーケティングを担当。建設、設備工事、ビルメンテナンス、リフォームなど、現場業界に向けたお役立ち情報を制作。著書5冊。

プロワンの導入をご検討中の方はこちら

顧客対応から施工、請求までの業務を一気通貫で管理。業界特化型のSaaSでより効率的な業務管理を実現しましょう。

3分でわかる詳しい資料をプレゼント
資料アイコン 無料サービス資料ダウンロード