「熱量を持って困りごとを引き出してくれ、イメージしやすく、プロワンへの信頼と期待が持てました」──代表取締役社長 岡田様と総務部部長 岩本様に詳しくお話を伺いました。
戦後のエネルギー戦略と共に発展してきた今、エネルギー業界は転換期に置かれている。炭素中立の目標を達成するために、まずはプロワンでのデジタル化で無駄を省き、新しいことにチャレンジしていきたい
── 貴社の沿革・事業内容について、簡単に教えていただけますでしょうか。
岡田様:設立78年。大規模なプラント、電力系の設備の断熱の施工を行っております。エネルギー生成の過程で、熱効率を落とさないための機能を提供しております。戦後のエネルギー政策と共に発展しました。
── 案件元の割合はどのような構成でしょうか。
岩本様:電力関係(原子力発電所、火力発電所)が8割、民間の企業が2割です。メンテナンスのサイクルに合わせて依頼がきます。
── 従業員数とそれぞれの部署の役割について教えていただけますでしょうか。
岩本様:120名弱おります。工事本部(原子力チーム、火力チーム)7箇所、総務、管理部門、設計部、技術部(保温材、保温工事の検証)がございます。
紙ベースからデジタル化で、現場を救う
── プロワン導入前の体制について教えてください。
岡田様:デジタルツールの刷新をしておらず、すべての業務が紙ベースでした。
── プロワン導入前にはどのような課題がありましたか?
岡田様:ISO9001の導入で管理項目が増えたことで、現場の業務負担も増大。疲弊の声が蓄積していました。また情報の重複など非効率で無駄な作業が散見された状態は、少子化の影響で採用も難しい現状において、早急に改善する必要を感じていました。
現場に特化しているにも関わらず、入口から出口まで幅広くカバーできるプロワンに魅かれました
── ほかのシステムではなく、プロワンを選んだ理由にはどういったものがありましたか。
岡田様:他社はみな機能面に沿った説明であったが、機能は道具にすぎず、その先にある業務を変換し、再構築させる観点をプロワンチームと話せたところです。信頼してプロジェクト進めていけるだろうと思えました。
岩本様:スタッフが使いやすそうな機能があり、熱量を持って対応いただいたのでイメージしやすかったです。
── 実際に業務のどのような場面でプロワンが利用されますか。
岩本様:原子力チームから導入しました。原子力関連の品質基準はとても高いので、厳しい項目管理を網羅できれば民間や火力はクリアできるだろうと判断し、一番難しいところから始めました。1年後に全社展開する予定です。
── プロワンで特に魅力に感じていただいている点はありますか?
岩本様:現場に特化した機能があるのに、入口から出口まで幅広くカバーできるところです。また、多機能な他社に比べ、プロワンはフォーマットが決まっており、その中で自分達の業務をどう落とし込むかというところがイメージしやすく良かったです。
── ご提案から運用開始における担当者の対応についてはいかがだったでしょうか。
岩本様:熱量を持って困りごとを引き出してくださり、その上で技術的な判定をしてくださったので、とてもイメージしやすかったです。プロワンへの期待と信頼が持てました。
デジタル化へのチャレンジを通じて、炭素中立という目標に向かっていきたい
── 今後の事業展望を教えてください。
岡田様:エネルギー業界は転換期にあり、限られた時間の中で、炭素中立という目標に到達しなければならない。関連企業として、事業の継続と課題解決に対してどう貢献できるかを踏まえて、デジタルというツールを通して、時代の要請に合わせつつ、炭素中立にどうチャレンジしていくのかを注力ポイントとして考えていきたい。同時にWell-beingの実現を事業活動するにあたり重要視してチャレンジしていきたいと思います。
岩本様:環境が大きく変わっており、世界的にいまだ方針が決まっていない中、この困難な道のりを乗り越えるために、無駄な肉をそぎ落とし、鍛えるべきところはデジタル化であると考えており、そこにチャレンジしていくことが目標です。デジタル化を進めることで、力を蓄えたいと思います。
── 今後プロワンにどのようなことを期待していますか?
岡田様:プロワンの採用をきっかけに手付かずだった現場仕事をこんなに楽にできるんだというショーケースにしたい。建設業界は「デジタル化は無理だ」という声も多いが、建設業でもデジタル化できることを証明していきたい。そのための機能強化も期待したい。特にAIによる機能強化をとても楽しみに感じています。

プロワンの導入はカスタマ-サクセスのスタ-トにすぎません。導入後、プロワンは導入企業様と併走し、事業成長というゴ-ルに向かって全力で支援します。これからも、企業様それぞれの成長物語をお届けしていきます。